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親子で学ぶ小学受験 本好きの子に育てる

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代表の独り言COLUMN by Nagakura

自分のやりたいことを目指して

 先日のゴールデンウィークのある日、すてきなお嬢さんとお母様が来室されました。14年前、若鷲会一期生として、千葉市内から1時間かけて通っていた女の子の成長した姿でした。当時は芯のしっかりしたハキハキした元気のよい子という印象でしたが、今はいい意味での現代的な落ち着いた印象のお嬢さんでした。今春、1年浪人して希望の国立大学に合格し、4月から親元を離れ、寮生活を始め、その生活にも慣れ、ゴールデンウィークに親元に帰っている何日かの貴重な時間を割いての来室でした。
 市川の12年間一貫の女子校に進学したことは覚えていたので、小学部から中高等部での学校生活の印象などを聞き、親元を離れてさらに一浪までして今の大学を選んだ理由を聞くと、「自分のやりたい事(素材・材料の研究)を目指したかったから」という返事でした。筑波大附属・学芸大附属などの共学校では、男子と同じようにやりたい事を目指して、首都圏以外の大学を浪人しても志望する女子も多くいることは認識していましたが女子校ではどうなのかなと思い聞いてみました。「私の同期は、例外的に多く、6人浪人しました。全員理系です。」ということでした。この数字が多いと思われるか、少ないと思われるかは意見の分かれるところでしょうが、私はすばらしいと思います。まず、自分のやりたいことを10代の半ばで見つけられたこと、それを達成するための壁を乗り越えたこと。そのための精神力・体力・学力・ご両親からの信頼を身につけたことです。それらを身につけさせてくれたご家庭と出身校への感謝を忘れずに、これからの親元を離れての大学生活を充実させ、自分のやりたい事をしっかり達成し、ご両親・母校の先生方に「有り難うございました…」と報告できる日がくるのを期待します。 (2011年5月25日)


目次

ロンドンオリンピックを観戦して=続けることの大切さ
2012年8月20日
ロンドンオリンピックを観戦して=枠を決めないで
2012年8月16日
ロンドンオリンピックを観戦して=楽しい無理のない環境の大切さ
2012年8月12日
ロンドンオリンピックを観戦して=『強い子』に育てよう
2012年8月7日
自分のやりたい事を目指して
2011年5月25日
安心できる学校は?
2011年3月20日
若鷲会での人気校
2010年11月7日
若鷲会の合格者数・合格率について
2010年11月3日
狭き門それとも大きく開かれた門?
2008年6月14日
保護者の方へのお願い=小学入試に向けて ※
2008年6月1日
※春期公開模擬テスト実施要項に掲載
『いい子』ってどんな子?
2008年5月11日
保護者の方へのお願い=夏休みに向けて ※
2007年7月18日
※夏期公開模擬テスト実施要項に掲載
いい先生との出会いと別れ
2007年5月2日
この学校でやっていけるか?
2007年1月24日
保護者の方へのお願い=たかが小学校入試… ※
2006年9月27日
※秋期公開模擬テスト実施要項に掲載
6年後・12年後の進学先
2006年4月19日
「正義の味方」って何?
2005年11月29日
入試当日もお子さんが健やかに成長するための大事な1日
2005年10月22日
兄弟一緒がいいの?
2005年10月12日
小学校入試準備と入学準備
2005年2月16日
悲しみ転じて喜びに
2004年11月25日
棚からぼた餅=国立の抽選などの運
2004年4月14日
幼児教室のかけ持ち=いいとこどり
2004年4月7日
どこに魅力を感じるか=志望校選び
2004年4月1日
保育園児は?
2004年3月20日
魅力ある私学ばかり!
2004年2月4日
ここだけ!
2004年1月28日
不合格って隠すこと?
2004年1月27日
どちらに行こうかな?
2004年1月17日
どこの学校に向いているか
2004年1月6日
いわゆるファミリー優先について
2003年12月1日
「Don't〜」でなく「Let's〜」の言い方で
2003年10月4日
夏休みのお父様の受験準備
2003年7月17日
地方からの受験
2003年6月26日
いつから始めればよいか?
2003年6月14日
面接準備について
2003年6月11日




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