親子で学ぶ小学受験　本好きの子に育てる

長所を大切に、笑顔で元気に

慶應義塾・東洋英和女学院小学部合格　　Ｓ・Ｍさんのお母様

　２年前に、長女がお世話になりまして、希望していた女子校に通っております。入学して、益々「この学校を選んで良かった」という思いから、姉妹で一緒に通わせたいと考えておりました。早くから志望校が決まっていたという点では、ゆとりがあったと思います。その反面、性格などの違いから共学の方が？という思いもございましたが、最終的には、やはり姉妹一緒にという方向で準備を進めてまいりました。
　「阿部先生の音読・言語教室」を受講させていただいた折に、「伸びるお子さんですから、上手にお育てになって下さい」というお言葉を頂戴し、どのようにしたら上手に育てられるのか？と思案しておりましたが、講習の中で、長倉先生より「子供のできない面を見るのではなくて、できたところをほめて、自信をつけていく」というお話を伺い、「長所を大切に」と心掛けてまいりました。娘は、自分から興味を持った事にはできるまでやる、というタイプでしたので、なるべく興味を持たせたい物は、何気なくテーブルに置いておき、関心を示した所で一緒にやってみるというスタイルをとっていました。又、色々な体験を通して興味の対象を広げたいと思い、「実験・観察・制作教室」も受講し、四季を通して色々なものに触れさせるようにしていきました。
　夏休み頃になると、難しい問題も増え、間違えるとメソメソしてしまう事があり、先生から「親の不安が伝わるのでは？」とご指導を受けた事がございます。それからは「今、間違えても、それで理解できればいいのだから、やっぱり元気が一番」と考え、子供にも「失敗は成功のもと」ということを話し、笑顔で元気に過ごすことができたことが、良い結果をいただく事につながったのではないかと思います。
２度の受験を終え、巣立ちの時をむかえましたが、娘たちの受験を通して、若鷲会の先生方とご縁をいただき、親子で沢山の事を学ばせていただきました。この間に伺いました長倉先生、諸先生方そして私学の先生方のお話を心にとめ、これからの子供達の成長に役立てていきたいと思っております。本当に、ありがとうございました。

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