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親子で学ぶ小学受験 本好きの子に育てる

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巣立ちへの道SUCCESS STORY

兄と違う娘の受験

日出学園小学校合格  T・Sさんのお母様

 春期講習からお世話になりました。二年前、兄である息子の受験のときもお世話になりました。年長の春に受けた模擬試験のことでした。 「さくらさん、試験中、もうやらないって泣いていたのですよ」 試験が終わって、娘を迎えに行ったとき、どうも様子がおかしいと感じていたところ、試験官の先生から呼び止められ、そう告げられました。帰り道、娘に思わず問い詰めてしまいました。(本当はいけないのですよね)どうも、試験中にあった工作が時間切れで最後までできず、それがいやだったとのことでした。正直、そのときは、この子には、受験は無理なのではないか、やめておいたほうが良いのではと思いました。その時の試験結果はいうまでもありません。二年前、娘の兄である、息子の受験を経験しました。そのことで、ある程度の成功体験を持ち合わせていると思っていましたが、この一件で無残にも打ち砕かれたような気がいたしました。デリケートな娘は、親の緊張感などを敏感に感じとっていたのかもしれません。よくよく考えてみると、娘と息子は性格も全くちがいますし、興味の方向なども異なりますし、得手不得手も違うことに、改めて気づかされました。また、恥ずかしながら、兄弟だから大丈夫だろうという、慢心がわたしにあったのだろうと思います。 また、長倉先生から、「本番じゃなくてよかった。こういうこともあることが早く出て良かったね。」というアドバイスをいただき、目からウロコが落ちました。
 娘の場合、はじめての場所、はじめてのことには躊躇してしまう、慣れてしまえば大丈夫というところがありました。したがって、なるべく受験する学校の行事に一緒に行ったり、模擬試験を受けたりしました。また、試験にも、新しいお友達がいる環境にも慣れておくなど、事前の準備がかなり必要でした。これは、息子の時にはあまり必要ないことでした。  娘は、夏ごろから、講習でも自信をもって臨んでいる姿が見受けられるようになりました。ただ、娘はマイペースな性格なので、暖簾に腕押しとでもいいますか、やる気があるのかないのか分からない態度をとっていたので、親としては、気分的にもやもやした状態で過ごしていました。そのような中でも、プリントをやったり、工作をやったりは、嫌がらずやってくれました。また親としては、講習中にしていただける長倉先生のお話には、精神的に随分助けられました。
 秋ごろは、講習に加え、幼稚園の行事も毎週のようにありました。また、学校行事見学も加わり、週末にお休みだった日はほとんどありませんでした。そのような中でも、ひとつひとつのことに、懸命に取り組んでいる娘の姿をみることができました。以前は少し苦手な事やはじめての事については、露骨に嫌そうな態度をとっていたのですが、この頃から、がんばってみよう、やってみようという気持ちが芽生えてきてくれて、とても嬉しかったです。若鷲会の先生方が、時には厳しく、時にはやさしく娘を導いてくださったお陰と思っています。
 試験当日は、精神的に良い状態で迎え、そして終えることができました。そして、結果的に合格をいただくことができました。春の失敗があったからこそ、わたし自身、娘にしっかり向き合うことができたし、娘も力を出せたのではないかと思います。
 最後になりましたが、長倉先生、鈴木先生、安達先生、大変お世話になりました。まだまだ幼いと思っていた娘も、もうすぐ小学生です。小学生になっても、この素晴らしい経験を忘れず、親子共々、日々精進してまいりたいと思います。

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