親子で学ぶ小学受験　本好きの子に育てる

かけがえのない時間を過ごしました

昭和学院・千葉日本大学第一小学校合格　　N・Mくんのお母様

　この度は、第一志望校合格へと導いてくださり、長倉先生はじめ諸先生方に深く感謝申し上げます。
「頑張ったら、良いことがあったね。」合格を伝えた際の息子の言葉です。このご縁を頂くまでの道のりは、決して平坦なものではありませんでした。
　″親子で学ぶ小学受験・本好きに育てる“というキャッチコピーに惹かれ、私共が初めて若鷲会を伺ったのは、ちょうど二年前の秋です。息子の性格について「人見知り」と調査票に記入していたところ、長倉先生は「坊やは人見知りじゃないですよ。」と仰いました。息子は私の後ろで、長倉先生と楽しそうにお話ししていたのです。息子は警戒心が強く、初対面での会話や初めての場所は苦手な性格でしたので、その光景に吃驚した事を今も覚えています。同時に”このお教室なら、息子も私も安心して通うことが出来る“と確信した瞬間でした。
　簡単に申し上げますと、若鷲会は受験テクニックを教えるようなお教室ではありません。親子で一緒に楽しみながら学ぶこと、子どもの論理的思考力を養うことをとても大切にされています。これは私共の教育方針とも一致している点でした。
　通い始めた頃は、まだ体力もなく講習中に何度か眠ってしまった事もあります。そんな時も長倉先生は優しく、風邪を引くといけないからと、そっと毛布を掛けてくださり、いつでも息子のペースで進めて下さいました。
　年長ではペーパー学習も本格化し、息子は徐々に点数を気にし始め、完璧主義が故に小さなミスの悔しさで泣く事が増えました。一度自信をなくすとガタガタと崩れてしまう為、モチベーションの維持が非常に難しく、受験期を通して最も憂慮した点であったかもしれません。四月末から始まった領域別講習は苦手分野が明確化し、その後の家庭学習の計画に役立ちました。夏期講習では、その成果が見え安心していましたが、夏の疲れが溜まった頃に体調を崩し、成績も下がってしまいました。その際、長倉先生から「坊やが自信を持てるようにしてあげてください。」とお声掛けがありました。私は成績ばかりに注目していたのですが、長倉先生は息子の精神的な小さな変化も察してくださったのです。以降、夫婦で息子との関わり方や家庭学習を見直し、少しでも自信に繋がるよう取組みました。受験直前まで落ち着かない日々でしたが、前日に長倉先生から激励のお電話を頂き、落ち着いて受験に臨むことが出来ました。無事、長倉先生へ合格の連絡をすることができ、「お疲れ様でした。」と言って頂けた時には、スーッと肩の力が抜けました。
　若鷲会には、小学校受験を目指す家庭に親身になって寄り添い、小さな悩みや不安にも耳を傾けて下さる先生方がいらっしゃいます。講習中に長倉先生や私立小学校の先生方から頂けるお話はとても貴重で、自身の子育てや教育観について深く考える良い機会となります。先生方のお言葉を書き留めたメモ帳は、どんな育児書にも敵わない、私のベストセラーとなりました。
　息子に向き合い、私たちが目指す子育てや家庭とはどんな形か、真剣に考えたとても濃く価値ある二年間でした。時に夫婦の意見が合わず、深夜まで話し合った日もあります。この受験を通して、私共親子・家族の絆はとても強くなりました。私共はようやくスタートラインに立つことが出来ました。憧れの小学校生活、期待に胸を膨らませて息子と一緒に入学まで準備を進めたいと思います。
　息子の良さを伸ばし、いつも温かく見守って頂きありがとうございました。この合格は、先生方のお力添えなくしては成し遂げられないものでした。家族で貴重な経験をさせて頂きました。重ねて御礼申し上げます。

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