親子で学ぶ小学受験　本好きの子に育てる

焦らず、楽しく、先を見て

聖学院・昭和学院・日出学園小学校合格　　M・Sくんのお母様

　小学校受験は年長になった４月頃から考え始めました。春先に一度、自宅近くの幼児教室に体験にいきましたが、すでに完成されたお友達ばかりの中で、息子は息苦しく感じたようで、「幼児教室には行きたくない」と言ったので、３才頃から始めていた知育教材を幼稚園の登園前に取り組み、夏頃からは聖学院小学校で購入した過去３年間の入試問題を始めました。自宅学習のみでしたが、親子で楽しくマイペースに取り組め、幼稚園のお迎えの後にはお友達とたくさん遊ぶようにして、夏休みや休日も、その時々でしかできないおでかけや体験をたくさん経験しました。その間、夏には小学校の体験授業に参加し、秋には聖小フェアに参加して、先生方の温かさや、のびびと元気に活動する子供たちの様子から、こんな環境で息子が成長できるといいなと強く思うようになりました。願書は１ヵ月ほどかけて夫婦でたくさん話し合い、伝えたいことと具体的な子供の様子をまとめました。
　いよいよ願書の提出が始まる頃、親子面接の練習をしていただきたいと問い合わせた若鷲会で、ちょうど聖学院小学校の直前講習を開講していらっしゃるということで、１日だけのつもりで参加させていただいたことが、若鷲会との出会いでした。春先に、幼児教室を嫌がっていたこともあり、それを先生にお伝えすると、「無理をせずにやっていきましょう。楽しむことが第一。大丈夫ですよ。」と自然体の息子を受け入れてくださり、授業の先生もとても優しく、一方で必要なことはしっかりと教えて下さり、息子も少し自信がついたようでした。終わった後、「僕、若鷲会楽しかった。また行きたい。」と言ったので、それから約１ヵ月で１３回の授業に参加し、家ではできなかった、姿勢や先生との挨拶、面接練習、短い時間で問題を理解して解くことなどを、丁寧にご指導頂きました。１ヵ月後には、控え目で声の小さかった息子も、リーダー的なお友達に声をかけられるようになり、頼もしく成長できました。
　試験当日は、落ち着いて出発して、「お友達が３人できたよ！」と楽しそうに戻ってきたので、当日の夕方ウェブで「合格」を確認した時は、とても喜んでいました。その夜のお風呂で息子から、「ママ、チャンスをくれてありがとう。」と突然の言葉をもらい、驚きと共に、親子ともに良い受験体験になったと心から思いました。
　若鷲会では、試験前は過信で大丈夫、合格後はしっかりと学力・体力をつけて、と、その時々で親としての気持ちの持ち方を教えて頂きました。大変お世話になり、ありがとうございました。

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