親子で学ぶ小学受験　本好きの子に育てる

引越先の小学校受験

清泉・聖マリア小学校合格　　Ｔ・Ｒさんのお母様

　私共が娘の小学校受験を考え始めたのは、“娘が幼稚園を卒園する３月に引越しをする”という事が決まってからでした。その為、引越先の近くの小学校を受験する事になり、春期講習、夏期講習は志望校近くの教室に、平常講習は若鷲会にお世話になる事になりました。
　娘は教室に通う事がとても楽しかったようですが、（おけいこ事の１つとしてとらえていたようです）夏頃までは、あまり成長も感じられずにおりましたが、３月生まれという事もあるでしょうか、夏休みも終わり頃に少しずつですが、力がついてきたかな、と感じられるようになってきました。毎日、朝夕に１時間ずつプリントや、おりがみ、絵画等をしてきた事も良かったのだと思います。
　若鷲会のプリントは毎回とても充実した内容で、必ず３枚ずつはコピーをとって復習しておりましたが、くり返しさせる事の大切さを教えて下さったのは長倉先生でした。「子供は忘れてあたりまえ」“教えなければ、覚えさせなければ”と思う事がたくさんありすぎて焦ってばかりいたことを反省し、根気強く同じ問題も数日、数週おいてくり返すようにしたところ、気が付いたら本当にたくさんの事を覚えていました。受験においては親も子もとにかく「根気」だという事を実感しております。
　なかなかお行儀がなおらない娘を、何度も何度も気にかけ注意しつづけてくださった鈴木先生にも感謝の気持ちでいっぱいです。度々相談にものっていただき、家で鬼のようになってピリピリしていた私に気付かれたのでしょうか、「お母様が笑顔でいなければ」というアドバイスはとても心にひびきました。
　娘は教室には一度も休む事なく通っていましたが、受験日の前の週、最後の授業をカゼで休んでしまいました。他の日に振り替えさせて頂いたのですが、その時長倉先生が、「運がいい子ですね。来週でなくてよかったですね。」とおっしゃって下さいました。体調には気づかっていたのに「なんてついていないんだろう…」と考えていた私はハッとしました。受験直前にネガティブになっていた自分をはずかしくも思いました。娘の受験を通して、親子ともに本当に多くの事を学ばせて頂きました。ありがとうございました。

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